(再送)日経平均は148円程度高、買い先行後も堅調な推移=5日前場

 5日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比148円程度高い2万5865円前後で推移する。午前9時59分には、同180円65銭高の2万5897円51銭を付けている。きのう4日に大幅反落した反動や、現地4日の欧米株式が上昇したこともあり、買いが先行。戻り待ちの売りが警戒されるなか、買い戻す動きから堅調な展開が続いている。4日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所清算値比215円高の2万5825円だった。

 業種別では、ソニーG<6758.T>、村田製<6981.T>などの電気機器株や、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株が上昇。AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株や、東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も高い。ブリヂス<5108.T>、住友理工<5191.T>などのゴム製品株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も堅調。ヤマハ<7951.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、電通グループ<4324.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株も上げている。

 個別では、テスHD<5074.T>、マルマエ<6264.T>、テノHD<7037.T>、MRO<3064.T>、板硝子<5202.T>などが上昇。半面、円谷FH<2767.T>、JTEC<3446.T>、シルバライフ<9262.T>、東光高岳<6617.T>、マースGHD<6419.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前10時時点で、1ドル=131円台の後半(4日は130円24-26銭)、1ユーロ=140円台の前半(同137円98銭-138円02銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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