日経平均は131円高、シカゴ先物高を受け買い先行

 18日午前10時時点の日経平均株価は前日比131円10銭高の2万6269円78銭。現地17日の米国株式は高安まちまちながら、シカゴ日経平均先物の円建て清算値が2万6250円(17日大阪取引所清算値比110円高)へ上昇したこと受け、買いが先行した。上げ幅を広げ、前場早々に2万6310円49銭(前日比171円81銭高)まで値を上げた。いったん伸び悩み、一時2万6211円84銭(同73円16銭高)まで押し戻される場面もあったが、その後はしっかりとなっている。

 業種別では、中外薬<4519.T>、アステラス薬<4503.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株が上昇。川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も高く、テルモ<4543.T>、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密株や、バンナム<7832.T>、アシックス<7936.T>、凸版<7911.T>などのその他製品株も堅調。アサヒ<2502.T>、味の素<2802.T>、伊藤園<2593.T>などの食料品株も買われ、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も引き締まっている。

 半面、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>、りそなHD<8308.T>などの銀行株が軟調。第一生命HD<8750.T>、T&DHD<8795.T>、かんぽ生命<7181.T>などの保険株も安い。日本紙<3863.T>、大王紙<3880.T>、レンゴー<3941.T>などのパルプ・紙株も値を下げている。

 個別では、M&Aキャピ<6080.T>、ストライク<6196.T>、タマホーム<1419.T>などが値上がり率上位。半面、テラスカイ<3915.T>、メディアドゥ<3678.T>、日空ビル<9706.T>などが値下がり率上位。

提供:モーニングスター社

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