30日の東京株式市場見通し=もみ合いが続きそう

国内市況

2023/1/30 7:47

 予想レンジ:2万7200円-2万7500円(27日終値2万7382円56銭)

 30日の東京株式は、もみ合いが続きそうだ。日経平均株価は前週25-27日、戻りを試す場面もみられたが、2万7500円が上値として意識される展開だった。戻り一服感が漂うなか、決算発表が本格化を迎えることから、決算内容を確認したいとして、積極的な売買が控えられる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=129円台の半ば(前週末27日は129円94-96銭)、ユーロ・円が1ユーロ=140円台の後半(同141円29-33銭)と、やや円高方向に振れている。前週末27日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、東芝<6502.T>、ソニーG<6758.T>、ファナック<6954.T>などが、同27日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同27日の大阪取引所清算値比55円高の2万7415円だった。(高橋克己)

30日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・12月自動車大手8社生産・販売・輸出

・決算発表=大東建託<1878.T>、NRI<4307.T>、塩野義薬<4507.T>、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、オムロン<6645.T>、NEC<6701.T>、キヤノン<7751.T>、三井住友<8316.T>、大和証G<8601.T>、JPX<8697.T>、JR東海<9022.T>、中部電力<9502.T>

【海外】(時間は日本時間)

・決算発表=(アジア)ラーセン&トゥブロ(欧州)エヌエックスピー・セミコンダクターズ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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