自動車電子部品の英恒科技、22年12月期通期は新エネ車向けが好調で純利益が倍増の見通し
自動車電子部品メーカーの英恒科技<イントロン・テクノロジー>(01760/香港)が2月13日、2022年12月期通期の業績予告を発表し、純利益が前期に比べて大幅に増加する見込みを示した。
業績予告によれば、22年12月期の会社株主に帰属する純利益は前期の2億60万人民元から少なくとも100%の大幅増となる見込みだ。
大幅な増益見込みの要因について同社は、当期の売上高が前期比で50%以上増える見込みであること、グループ全体の高効率な運営、特に研究開発部門におけるスケールメリットを挙げている。売上増の大きな原動力となったのは電気自動車(EV)を主とする新エネルギー車のコアソリューションプランに関する旺盛なニーズ、スマート運転やコネクテッドカーソリューションプラン事業の急速な成長だ。
同社は01年に香港で設立し、中国本土の完成車メーカーや部品サプライヤー向けに特化して自動車用電子部品の開発、提供を行ってきた。21年12月期の売上高は31億7616万元(前期比59.35%増)、会社株主に帰属する純利益は2億60万元(同2.12倍)。22年1〜6月期の売上高は20億7530万元(前年同期比57.15%増)、会社株主に帰属する純利益は1億5255万元(同2.40倍)だった。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)
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