日経平均は272円高、米国株高を受け買い優勢

 3日午前10時時点の日経平均株価は前日比272円70銭高の2万7771円57銭。朝方は、買い優勢で始まった。米利上げペース拡大懸念が後退し、2日の米国株式市場で主要3指数が上昇。この流れを受け、先物買いを交えて上げ幅を広げ、2万7700円台後半で堅調に推移している。

 業種別では、三井物産<8031.T>、丸紅<8002.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株が堅調。HOYA<7741.T>、オリンパス<7733.T>などの精密株や、日本製鉄<5401.T>、神戸鋼<5406.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株も高い。INPEX<1605.T>、K&Oエナジ<1663.T>などの鉱業株も引き締まっている。ファーストリテ<9983.T>、7&iHD<3382.T>、イオン<8267.T>などの小売株や、信越化<4063.T>、日東電工<6988.T>などの化学株も値を上げている。

 半面、郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株がさえない。

 個別では、CYBOZU<4776.T>、サックスバー<9990.T>、ギフティ<4449.T>などが値上がり率上位。半面、大塚HD<4578.T>、東洋炭素<5310.T>、タツモ<6266.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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