7日の東京株式市場見通し=落ち着きどころを探る展開か

国内市況

2023/3/7 7:47

 予想レンジ:2万8000円-2万8300円(6日終値2万8237円78銭)

 7日の東京株式は、落ち着きどころを探る展開か。日経平均株価は連日で大幅上昇し、終値ベースで昨年11月25日以来、約3カ月ぶりの高値水準を付けた。投資家心理の好転が期待される一方、戻り待ちの売りも控えているとみられ、売り買いが交錯して、もみ合い商状となる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の後半(6日は135円67-70銭)、ユーロ・円が1ユーロ=145円台の前半(同144円46-50銭)と円安方向に振れている。6日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、オリンパス<7733.T>、任天堂<7974.T>、東エレク<8035.T>などが、6日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比60円安の2万8200円だった。(高橋克己)

7日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 1月の毎月勤労統計

・ 8:50 2月末の外貨準備

・30年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・24:00 1月米卸売売上高

・中国2月貿易収支

・米3年国債入札

・パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長、米上院銀行委員会公聴会で証言

・インド市場休場

・決算発表=クラウドストライク・ホールディングス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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