米国株式市場:パウエル議長の証言を受け、NYダウ5日ぶり反落、ナスダックは続落

株式

2023/3/8 7:46

 7日の米国株式は、NYダウが前日比574.98ドル安の3万2856.46ドルと5日ぶりに反落、ナスダック総合指数は同145.404ポイント安の1万1530.333ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億8525万株、ナスダック市場が51億1073万株だった。

 パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が上院での議会証言で、政策金利の上限が「従来の想定よりも高くなる可能性がある」との見方を示した。金融引き締め策の長期化を警戒した売りが優勢で、ほぼ全面安商状となった。NYダウ採用銘柄では、メルクを除く29銘柄が下落し、値下がり率の上位にはウォルグリーン・ブーツ・アライアンスやキャタピラー、ゴールドマン・サックスなどが入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比115円安の2万8205円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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