10日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、黒田総裁の会見を前に神経質な展開か

為替

2023/3/10 8:48

ドル・円予想レンジ:1ドル=135円00銭-137円50銭

 10日の東京外国為替市場で、ドル・円は神経質な展開とみる。きょうの東京市場は、4月8日で任期を迎える黒田東彦総裁にとって最後となる日銀金融政策決定会合が注目となる。金融緩和策は据え置かれる見通しで、日米の金融政策の方向性の違いが意識されればドル買い・円売りが強まりそう。とはいえ、異次元緩和に対する懐疑的な見方も目立っており、会合後の黒田総裁の会見の内容次第では乱高下する可能性もありそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀金融政策決定会合、黒田日銀総裁が会見

北米:米2月雇用統計

欧州:独2月CPI(消費者物価指数)改定値、英1月鉱工業生産、ノルウェー2月CPI

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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