15日の東京株式市場見通し=反発後はもみ合いとなりそう

国内市況

2023/3/15 7:47

 予想レンジ:2万7300円-2万7600円(14日終値2万7222円04銭)

 15日の東京株式は反発後、もみ合いとなりそう。日経平均株価は大幅に3日続落した反動や、現地14日の欧米株式が上昇した動きから、買い優勢スタートとなろう。米国市場と同様に売られていた銀行株を中心に、買い戻す動きがみられそうだ。ただ、新たな買い手がかりに乏しい状況は続いていることから、買い一巡後は、戻り待ちの売りに上値が重くなる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=134円台の前半(14日は133円54-56銭)、ユーロ・円が1ユーロ=144円台の前半(同142円73-77銭)と円安方向に振れている。14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ソニーG<6758.T>、東エレク<8035.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、14日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比310円高の2万7210円だった。(高橋克己)

15日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 1月17-18日の日銀金融政策決定会合議事要旨

・14:00 13日時点の石油製品価格

・16:15 2月訪日外客数

・1月17、18日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨

【海外】(時間は日本時間)

・11:00 中国2月小売売上高・工業生産・都市部固定資産投資

・21:30 米3月NY連銀製造業景気指数、米2月小売売上高、米2月生産者物価

・23:00 米3月NAHB住宅市場指数

・米国国際貿易委員会(ITC)、対中追加関税の米国産業に対する影響に関する報告書の議会提出期限

・決算発表=アドビ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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