15日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、134円台で底堅い展開か

為替

2023/3/15 8:41

ドル・円予想レンジ:1ドル=133円40銭-135円40銭

 15日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=134円台で底堅い展開とみる。前日の米国時間は米銀行株の反発で不安心理がやや後退したほか、米2月CPI(消費者物価指数)を受けて利上げ継続観測が広がり、ドル買い・円売りが優勢となった。東京市場もこの流れを引き継ぐとみられる。ただ、CPIは市場予想とほぼ一致しており、利上げ加速を促すような内容でもなかったことから、一巡後は米2月PPI(生産者物価指数)や小売売上高などを前に様子見ムードが強まりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀金融政策決定会合議事要旨(1月17-18日開催分)、2月訪日外国人客数

アジア:中国2月小売売上高、中国2月鉱工業生産

北米:米2月PPI(生産者物価指数)、米2月小売売上高、米3月NY連銀製造業景気指数

欧州:スウェーデン2月CPI(消費者物価指数)、ユーロ圏2月鉱工業生産

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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