広州白雲山医薬集団の22年12月期通期決算は増収増益、安定的な成長を実現

サーチナ

中国株

2023/3/23 9:13

 中国製薬大手の広州医薬集団の傘下で、中薬製剤など医薬品や医療機器の製造販売、健康管理サービスなどを手掛ける広州白雲山医薬集団(00874/香港)が3月17日、2022年12月期通期の決算を発表した。

 22年12月期の売上高は707億8815万人民元で、前期の690億1405万元から2.57%増加した。事業別では医薬品製造事業が104億5156万元(前期比3.04%減)、健康食品・サプリメント事業が104億7309万元(同3.48%減)、医薬品流通事業が491億3149万元(同5.03%増)だった。また、医薬品製造事業では中薬製剤が56億1696万元(同6.59%増)、化学薬品が48億4460万元(同12.23%減)となっている。

 当期純利益は42億5337万元で、前期の39億6898万元から7.17%増加した。1株当たり当期純利益(EPS)は2.44元で前期比6.63%増だった。

 当期の経営について同社は、「安定の中で前進する」姿勢を保ち、各事業におけるマーケティングの刷新や市場PR強化を持続的に行ったことで、持続的かつ安定的な業績像を実現したとしている。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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