新電元が4日ぶり反落、23年3月期の連結業績予想を下方修正

株式

2023/3/27 16:18

 新電元<6844.T>が4日ぶりに反落し、一時260円安の3385円を付けた。前週末24日引け後、23年3月期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

 23年3月期業績予想で、売上高を1074億円から1011億円(前期比9.7%増)に、営業利益を48億円から33億円(同40.7%減)に引き下げた。売上高は、主力の二輪向け製品がアセアン・インドにおいて堅調に推移したことや、円安効果があった。ただ、半導体不足の長期化に伴う自動車市場での減産や、中華圏における景気減速がデバイス製品および四輪向け電装製品の需要を押し下げたことが響いた。利益面では、想定よりも利益が増えなかったことに加え、材料費・電気料金高騰の影響が大きく、品質保証に関する費用発生が見込まれることも織り込んだ。

 27日の終値は、前週末比225円安の3420円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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