21日の東京株式市場見通し=方向感の出にくい展開か

国内市況

2023/4/21 7:47

 予想レンジ:2万8500円-2万8800円(20日終値2万8657円57銭)

 21日の東京株式は、方向感の出にくい展開か。日米ともに決算発表の本格化を控えることや、週末要因もあり積極的な売買は限られそう。きのう20日は、好調な3月訪日外客数を受けインバウンド(訪日外国人観光客)関連として小売株が買われたが、引き続き、物色の矛先が向かうことも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=134円台の前半(20日は134円60-62銭)、ユーロ・円が1ユーロ=147円台の前半(同147円51-55銭)と、やや円高方向に振れている。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日産自<7201.T>、ホンダ<7267.T>、三住トラスト<8309.T>などが、20日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比45円安の2万8605円だった。(高橋克己)

21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 3月消費者物価

・14:00 3月粗鋼生産

・IPO(新規上場)=楽天銀行<5838.T>(プライム市場)

【海外】(時間は日本時間)

・22:45 米4月S&Pグローバル製造業PMI

・決算発表=フリーポート・マクモラン、P&G、シュルンベルジェ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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