日経平均は133円高、米ハイテク株高に円安も支え

 9日午前10時時点の日経平均株価は前日比133円63銭高の2万9083円51銭。朝方は、買いが先行した。8日の米国株式市場でハイテク株が高く、円安歩調も支えとなった。日経平均は上げ幅を徐々に広げ、一時2万9116円17銭(前日比166円29銭高)まで値を上げた。その後は一服商状ながら、高値圏で推移している。

 業種別では、JFEHD<5411.T>、日本製鉄<5401.T>、神戸鋼<5406.T>、東鉄鋼<5445.T>などの鉄鋼株が上昇。川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も高い。第一生命HD<8750.T>、T&DHD<8795.T>、かんぽ生命<7181.T>などの保険株や、オリックス<8591.T>、JPX<8697.T>などのその他金融株も買われている。三井物産<8031.T>、住友商<8053.T>、伊藤忠<8001.T>などの卸売株も引き締まり、東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、ソニーG<6758.T>、太陽誘電<6976.T>などの電機株も値を上げている。

 半面、HOYA<7741.T>、シード<7743.T>などの精密株が軟調。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株もさえない。帝人<3401.T>、ワールド<3612.T>などの繊維製品株も値を下げている。

 個別では、マクニカHD<3132.T>、LITALICO<7366.T>、CEHD<4320.T>などが値上がり率上位。半面、邦チタ<5727.T>、大阪チタ<5726.T>、ウェルネット<2428.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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