11日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2023/5/11 8:40

ドル・円予想レンジ:1ドル=133円50銭-134円80銭

 11日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。前日の米国時間は米4月CPI(消費者物価指数)の前年比が市場予想をやや下回り、インフレに対する過度の警戒感が薄れてドル売り・円買いが優勢となった。日米の金利差縮小に加え、米債務上限問題もくすぶっており、東京時間もドル売りが継続しそう。きょうは米4月PPI(生産者物価指数)のほか、BOE(英中銀)の金融政策決定委員会(MPC)もあることから、朝方の売り買いが一巡した後は方向感の乏しい展開が予想される。

<主な経済指標・イベント>

国内:3月国際収支、4月開催分の日銀金融政策決定会合の主な意見、4月景気ウオッチャー調査、G7(主要7カ国)財務相・中央銀行総裁会議(新潟市)

アジア:中国4月CPI(消費者物価指数)、中国4月PPI(生産者物価指数)

北米:米4月PPI、米新規失業保険申請件数

欧州:英中銀金融政策決定委員会(MPC)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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