パナソニックが急反発、24年3月期は営業利益49.0%増を見込み市場コンセンサスを上回る

株式

2023/5/11 15:54

 パナソニック ホールディングス<6752.T>が急反発し、82円高の1379円を付けた。10日引け後、23年3月期連結決算(IFRS基準)と24年3月期業績予想を発表、今期は大幅増益見通しを示すとともに、市場コンセンサスを上回り、見直し買いを誘った。

 24年3月期業績予想は、営業利益で4300億円(前期比49.0%増)を見込む。市場コンセンサスの3800億円弱を大きく超えた。今期は、欧州のA2W(ヒートポンプ式温水暖房機)の旺盛な需要継続や自動車生産の回復および米国市場での車載電池の伸長などにより、増収を見込む。利益面では、増販効果や価格改定・合理化の対応、米国インフレ抑制法の補助金収入見合いの利益計上などにより、採算が改善する。

 23年3月期決算は、営業利益で2885億7000万円(前期比19.3%減)だった。

 11日の終値は、前日比77.5円高の1347.5円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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