<米国株情報>モルガンS、ゴーマンCEOが年内退任へ―後継者候補は3事業のトップ3人

株式

2023/5/22 10:09

 証券大手モルガン・スタンレー<MS>のジェームス・ゴーマン会長兼CEO(最高経営責任者)は19日の株主総会で、年内にCEOを退任する意向を明らかにした。

 ゴーマンCEOは、機関投資家向け証券(IS)事業(株や債券の売買・引き受け)のトップであるテッド・ピック氏、ウェルスマネジメント(富裕層向け金融サービス)事業を統括するアンディ・サパースタイン氏、シムコウイッツ氏は投資運用(IM)事業を統括する事業戦略担当重役のダン・シムコウイッツ氏の3人を後継者候補として挙げているが、22年6月に共同社長となったピック氏とサパースタイン氏が最有力候補となっている。

 ゴーマン氏は10年1月にCEOに就任。その間、08年の世界的な金融危機を乗り越えるため、3年ごとに1兆ドルの資産を積み増し、ウェルスマネジメント事業に経営資源を集中させてきた。3月末時点の同事業部門の運用資産は4兆5000億ドル。株価もゴーマンCEO時代で3倍超に拡大している。CEO退任後、2-3年間は会長として社内に残る予定。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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