東京海上が急反発し年初来高値、取得上限3000万株の自己株取得枠を設定

株式

2023/5/22 15:53

 東京海上ホールディングス<8766.T>が急反発。164.5円高の3025円を付け、3月9日の年初来高値3000円を更新した。前週末19日引け後、自己株取得枠を設定したと発表、材料視された。

 自己株取得枠は、上限3000万株(自己株を除く発行済み株式数の1.5%)・500億円。取得期間は5月22日から9月22日まで。機動的な資本政策を遂行するため自己株の取得を決めた。

 同時に発表した24年3月期の連結業績は、経常利益7500億円(前期比48.8%増)を予想。正味収入保険料は4兆5900億円、生命保険料は1兆300億円を見込む。為替レートは、23年3月末から大きくは変動しない前提としている。配当は、第2四半期末が60.5円(1対3の株式分割を考慮した前期実績は50円)、期末60.5円(前期実績50円)の合計121円(1対3の株式分割を考慮した前期実績100円)とする見込み。

 23年3月期決算は、経常収益が6兆6486億円(前期比13.4%増)、経常利益は5039億700万円(同11.2%減)だった。

 22日の終値は、前週末比163.5円高の3024円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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