31日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

2023/5/31 7:47

 予想レンジ:3万1000円-3万1500円(30日終値3万1328円16銭)

 31日の東京株式は、軟調な展開か。きのう30日の日経平均株価は4日続伸し、連日でバブル崩壊後の高値を更新した。海外投資家からの継続買いが期待されるものの、連騰への警戒感や月末にあたることから、利益確定売りが優勢となりそう。売り一巡後は、押し目を拾う動きもみられそうで、下げ渋る場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=139円台の後半(30日は140円25-27銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=150円前後(同149円93-97銭)と小動き。30日のADR(米国預託証券)は円換算値で、楽天グループ<4755.T>、ファナック<6954.T>、オリンパス<7733.T>などが、30日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比235円安の3万1145円だった。(高橋克己)

31日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 4月鉱工業生産、4月商業動態統計

・14:00 5月消費動向調査、4月住宅着工・建設受注、29日時点の石油製品価格

【海外】(時間は日本時間)

・10:30 中国5月コンポジットPMI・製造業PMI・非製造業PMI

・21:00 インド1-3月GDP

・23:00 米4月JOLTS求人件数

・決算発表=セールスフォース、クラウドストライク・ホールディングス、カプリ・ホールディングス、ネットアップ、ヴィーヴァ・システムズ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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