8日の東京株式市場見通し=軟調な展開が続きそう

国内市況

2023/6/8 7:46

 予想レンジ:3万1500円-3万2000円(7日終値3万1913円74銭)

 8日の東京株式は、軟調な展開が続きそうだ。きのう7日の日経平均株価は、買い一巡後、利益確定売りに押され、5日ぶりに大幅反落して取引を終えた。引き続き、海外投資家の買いが入ることも期待されるが、短期的な過熱感の解消も必要とみられ、強弱感が対立する場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=140円台の前半(7日は139円43-45銭)、ユーロ・円が1ユーロ=149円台の後半(同148円97銭-149円01銭)と円安に振れており、輸出関連銘柄の支えとなりそう。7日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、日本製鉄<5401.T>、コマツ<6301.T>、トヨタ<7203.T>などが、7日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比15円高の3万1885円だった。(高橋克己)

8日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 1-3月期GDP(2次速報)、4月国際収支、週間の対外対内証券売買契約

・11:00 5月都心オフィス空室率

・14:00 5月景気ウォッチャー調査

・決算発表=積水ハウス<1928.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米週間の新規失業保険申請件数

・23:00 米4月卸売売上高

・インド準備銀行金融政策決定会合

・決算発表=(米国)ドキュサイン

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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