21日の東京株式市場見通し=反落後は弱含みの展開か

国内市況

2023/6/21 7:47

 予想レンジ:3万2900円-3万3400円(20日終値3万3388円91銭)

 21日の東京株式は反落後、弱含みの展開か。きのう20日の日経平均株価は、小幅に反発したものの、取引時間中はマイナス圏での推移が長かったことや、現地20日の欧州株式が下落したこともあり、売り先行スタートとなろう。ただ、先高観を背景に海外投資家による買いが期待されていることから、売り一巡後は下げ渋る動きをみせる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=141円台の半ば(20日は141円77-78銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=154円台の前半(同155円14-18銭)と円高に振れている。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、信越化<4063.T>、楽天グループ<4755.T>、ソフバンG<9984.T>などが、20日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比235円安の3万3105円だった。(高橋克己)

21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 4月27、28日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨

・14:00 5月粗鋼生産、19日時点の石油製品価格

・16:15 5月訪日外国人数

・通常国会会期末

・IPO(新規上場)=オービーシステム(オービーシス)<5576.T>(スタンダード)、シーユーシー<9158.T>(グロース)

【海外】(時間は日本時間)

・パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が下院で議会証言

・米20年国債入札

・ブラジル中銀政策金利発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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