7月3日の東京株式市場見通し=反発後は上値の重い展開か

国内市況

2023/7/3 7:47

 予想レンジ:3万3100円-3万3500円(6月30日終値3万3189円04銭)

 7月3日の東京株式は反発後、上値の重い展開か。日経平均株価は前週末6月30日に下げ渋る動きをみせていたことや、現地6月30日の欧米株式が上昇したこともあり、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、戻り待ちの売りが控えているとみられるなか、株価指数連動型ETF(上場投資信託)の分配金をねん出するための売りも警戒され、買い一巡後は、もみ合う場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の前半(6月30日は144円84-86銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の半ば(同157円23-27銭)と小動き。6月30日のADR(米国預託証券)は円換算値で、信越化<4063.T>、日本製鉄<5401.T>、ニデック<6594.T>などが、同30日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同30日の大阪取引所清算値比265円高の3万3435円だった。(高橋克己)

7月3日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 6月調査日銀短観

・14:00 6月新車販売

・路線価公表

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国6月財新製造業PMI

・23:00 米6月ISM製造業景況指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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