明日の日本株の読み筋=方向感に乏しい展開か、金融イベントや決算待ちで模様眺め気分に

国内市況

株式

2023/7/25 16:30

 あす26日の東京株式市場で、主要株価指数は方向感に乏しい展開か。現地25日の米国では7月CB(コンファレンスボード)消費者信頼感指数などの経済指標や、相次ぐ企業決算を受けて株価がどう反応するかが注目されるが、翌26日には重要視されるFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を控える。国内では27-28日開催の日銀金融政策決定会合を見極めたいとの空気は根強く、主要企業の4-6月期決算待ちの状態でもあり、模様眺め気分に傾く可能性がある。

 25日の日経平均株価は小反落し、3万2682円(前日比18円安)で引けた。24日の米国株高を受けて買いが先行したが、すかさず下げに転じた。主要企業の決算や日米の金融政策決定会合を控え、持ち高調整売りに軟化し、下げ幅は一時190円を超えた。ただ、売り一巡後は下げ幅を縮小した。政策期待を背景に中国・上海総合指数や香港ハンセン指数が大きく上昇し、支えとなった。おおむね7月中旬以降は3万2500円を軸としたもみ合い相場が続いており、支援材料に恵まれないようだと限定的な値動きにとどまりそうだ。

提供:ウエルスアドバイザー社

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