8月1日の東京株式市場見通し=しっかりした展開か

国内市況

2023/8/1 7:47

 予想レンジ:3万2900円-3万3300円(7月31日終値3万3172円22銭)

 8月1日の東京株式は、しっかりした展開か。きのう7月31日の日経平均株価は大幅に反発し、TOPIX(東証株価指数)はバブル経済崩壊後の高値を更新した。強い基調のなか、現地31日の米国株式が続伸したこともあり、買い優勢のスタートとなりそう。決算発表が本格化するなか、好業績銘柄を中心に、堅調な値動きが見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=142円台の前半(前週末7月31日は142円17-18銭)、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の半ば(同156円66-70銭)と小動き。7月31日のADR(米国預託証券)は円換算値で、キリンHD<2503.T>、村田製<6981.T>、みずほ<8411.T>などが、同31日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同31日の大阪取引所清算値比変わらずの3万3260円だった。(高橋克己)

8月1日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 6月失業率・有効求人倍率

・10年国債入札

・決算発表=アステラス薬<4503.T>、ローム<6963.T>、トヨタ<7203.T>、三井物産<8031.T>、三菱UFJ<8306.T>、野村<8604.T>、JR西日本<9021.T>、阪急阪神<9042.T>、JAL<9201.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国7月財新製造業PMI

・23:00 米6月JOLTS求人件数、米7月ISM製造業景況指数

・決算発表=(米国)IQVIAホールディングス、マリオット・インターナショナル、メルク、ファイザー、スターバックス、ウーバー・テクノロジーズ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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