(再送)<米国株情報>アマゾンは時間外で急伸、第2四半期の好業績や第3四半期の見通しを好感

株式

2023/8/4 10:11

 オンライン小売大手アマゾン・ドットコム<AMZN>は3日の夜間取引で、日中終値比8.73%高の140.17ドルと急伸した。

 同日引け後に23年12月期第2四半期(4-6月)の決算を発表。売上高は前年同期比11%増の1343億8300万ドルと2ケタ増収となり、営業利益は同2.3倍の76億8100万ドルと大幅増益を達成。純利益は67億5000万ドル(前年同期は20億2800万ドルの赤字)と黒字に転換。希薄化後の1株当たり利益(EPS)も0.65ドル(同0.2ドルの赤字)となり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 広告事業とクラウド(AWS)事業が売上をけん引。人員削減によるコスト削減を強力に進めたうえ、出資先の電気自動車(EV)の開発ベンチャー企業のリビアン・オートモーティブ<RIVN>の株価上昇による評価益が発生した。

 地域別では、主力の北米事業、海外事業ともに増収。損益面では北米事業が営業黒字に転換し、海外事業は赤字幅が大幅に縮小した。

 第3四半期(7-9月)については、売上高を前年同期比9%増-13%増の1380億-1430億ドルと予想、市場予想を上回った。営業利益は55億-85億ドル(前年同期は25億ドル)を予想している。

 アンディ・ジェシーCEO(最高経営責任者)は、「フルフィルメントセンター(梱包・発送センター)でサービスコストを削減し続けた。また、AWSは多数の生成型AIのリリースにより、クラウド市場でのリーダーとしての地位をさらに強化した」と述べている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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