10日の東京株式市場見通し=弱含みの展開か

国内市況

2023/8/10 7:47

 予想レンジ:3万2000円-3万2300円(9日終値3万2204円33銭)

 10日の東京株式は、弱含みの展開か。山の日の祝日を含め3連休となることから、積極的な売買は限られそうだ。決算発表がピークとなることから、好業績銘柄を中心とした個別物色が中心になるとみられる。また、8月限株価指数先物・オプションのSQ(特別清算指数)値の算出日にあたることから、市場推定値が意識される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の半ば(9日は143円24-26銭)、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の半ば(同157円34-38銭)と、やや円安方向にある。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、ソニーG<6758.T>、アドバンテス<6857.T>、オリンパス<7733.T>などが、9日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比100円安の3万2120円だった。(高橋克己)

10日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 7月国内企業物価、週間の対外対内証券売買契約

・11:00 7月都心オフィス空室率

・8月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出日

・エルニーニョ監視速報

・決算発表=マツキヨココ<3088.T>、日ペイントH<4612.T>、楽天グループ<4755.T>、ENEOS<5020.T>、リクルートH<6098.T>、日本郵政<6178.T>、ゆうちょ銀行<7182.T>、ゼンショーH<7550.T>、三菱HCキャ<8593.T>、第一生命HD<8750.T>、T&DHD<8795.T>、三菱地所<8802.T>、住友不<8830.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米7月CPI(消費者物価指数)、米週間の新規失業保険申請件数

・インド準備銀行金融政策決定会合

・米30年国債入札

・メキシコ中銀金融政策決定会合

・決算発表=(アジア)SMIC(欧州)シーメンス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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