日経平均は301円高、米ハイテク株高に円安も支え

 22日午前10時時点の日経平均株価は前日比301円39銭高の3万1867円03銭。朝方は、21日の米ハイテク株高を受け、値がさ半導体関連株を中心に買いが先行した。円安・ドル高も支えとなり、日経平均は上げ幅を広げ、一時3万1906円10銭(前日比340円46銭高)まで上昇した。その後は一服商状となっている。

 業種別では、三菱UFJ<8306.T>、りそなHD<8308.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株が堅調。三井物産<8031.T>、丸紅<8002.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、トヨタ<7203.T>、日産自<7201.T>、SUBARU<7270.T>などの輸送用機器株も高い。HOYA<7741.T>、東精密<7729.T>などの精密株や、アドバンテスト<6857.T>、東エレク<8035.T>、スクリン<7735.T>、ルネサス<6723.T>などの電機株も買われている。レンゴー<3941.T>、日本紙<3863.T>、大王紙<3880.T>などのパルプ・紙株も引き締まっている。

 半面、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が軟調。東電力HD<9501.T>、東北電力<9506.T>、沖縄電力<9511.T>などの電気・ガス株も安い。小田急<9007.T>、京成<9009.T>などの陸運株もさえない。

 個別では、IPEX<6640.T>、ウェルビー<6556.T>、芝浦<6590.T>などが値上がり率上位。半面、サカイ引越<9039.T>、河西工<7256.T>、テスHD<5074.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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