21日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

2023/9/21 7:47

 予想レンジ:3万2800円-3万3300円(20日終値3万3023円78銭)

 21日の東京株式は、軟調な展開か。日経平均株価はきのう20日に続落した弱い動きや、現地20日の米国株式が下落したこともあり、売り優勢スタートとなりそう。また、日銀の金融政策決定会合があす22日まで行われ、22日には植田和男日銀総裁の会見が予定されている。政策の変更は見込まれていないが、積極的な売買は限られそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の前半(20日は148円13-15銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=158円トビ台(同158円34-38銭)とやや円高方向にある。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、村田製<6981.T>、東エレク<8035.T>、ソフバンG<9984.T>などが、20日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比95円安の3万2795円だった。(高橋克己)

21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・10:00 8月白物家電出荷

・13:00 8月食品スーパー売上高

・日銀金融政策決定会合(22日まで)

・IPO(新規上場)=揚羽<9330.T>(グロース)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米4-6月期経常収支、米9月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、週間の新規失業保険申請件数

・23:00 米8月中古住宅販売件数

・トルコ中銀金融政策決定会合

・英金融政策委員会

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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