東急建設が4日ぶり反発、24年3月期の連結利益予想を上方修正

株式

2023/11/8 15:55

 東急建設<1720.T>が4日ぶりに反発し、49円高の808円を付けた。7日引け後、24年3月期の連結利益予想を上方修正し、好感された。

 24年3月期業績予想で、売上高は3070億円から2990億円(前期比3.5%増)に引き下げたものの、経常利益を62億円から76億円(同51.4%増)に増額した。売上高は、国内建築工事における新規予定案件の受注時期の遅れや、一部の海外土木工事の進ちょく遅れなどにより、完成工事高の減少が影響する。利益面では、一部の土木工事の採算改善や、長期開発事業の撤退に伴う費用の見積りが減少し不動産事業等総利益が増加することなどを織り込んだ。

 24年3月期第2四半期累計(23年4-9月)の決算は、売上高が1346億8200万円(前年同期比4.5%増)、経常利益が28億4300万円(同9.7倍)だった。

 8日の終値は、前日比7円高の766円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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