米国株式市場:10月CPIを控え様子見、NYダウ続伸、ナスダックは反落

株式

2023/11/14 7:46

 13日の米国株式は、NYダウが前週末比54.77ドル高の3万4337.87ドルと続伸、ナスダック総合指数は同30.365ポイント安の1万3767.743ポイントと反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億8811万株、ナスダック市場が43億4125万株だった。

 NY連銀が発表した10月消費者調査で、1年先の期待インフレ率が3.6%となり9月調査の3.7%から低下。インフレに対する警戒感が後退し、米10年物国債の利回りがやや低下(価格は上昇)した。金利が下がったことを受け、NYダウは一時120ドルを超える上昇を見せる場面があった。ただ、14日に米10月CPI(消費者物価指数)の発表を控えることから、様子見姿勢が強まった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、イーベイやインテル、アドバンスド・マイクロ・デバイシズなどが下落している。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比210円高の3万2780円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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