明日の日本株の読み筋=落ち着きどころを探る展開か

株式

2023/12/5 16:47

 6日の東京株式市場は、落ち着きどころを探る展開か。日経平均株価は5日、大幅に3日続落し、一時25日移動平均線を割り込んだ。現地5日の米国株が反発するとの条件付きながら、下値支持線のひとつとみられていた同線を割り込んだことで、調整一巡感から戻りを試す動きも期待される。ただ、「SQ(特別清算指数)値を算出する週の水曜日は荒れやすい」とのアノマリー(説明のつかない法則)もあり、注意が必要だ。消去法的に、値動きが軽い中小型株へ物色が向かう場面もありそう。

 5日の日経平均は、前日比455円45銭安の3万2775円82銭と大幅に3日続落して取引を終了。東京証券取引所が5日引け後に発表した、1日申し込み現在の2市場信用取引現在高(金額ベース)は、売り残高が前週比273億円減少の8861億円、買い残高が同394億円増の3兆8451億円となった。売り残高は4週ぶりに減少、買い残高は2週連続で増加し、信用倍率は前週の4.1倍から4.3倍に上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ