11日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、144円台後半を軸にもみ合いか

為替

2023/12/11 8:39

ドル・円予想レンジ:1ドル=144円00銭-145円80銭

 11日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円台後半を軸にもみ合いとみる。前週末は米11月雇用統計が市場予想を上回り、ドル買い・円売りが優勢となった。早期利下げ観測の後退でドル・円の下値は限られそうだが、市場では12-13日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で政策金利が据え置かれるとの見方が依然大勢を占めている。週内は米11月CPI(消費者物価指数)やPPI(生産者物価指数)といった物価関連指標も発表されるため、イベントを前に方向感の乏しい展開が予想される。

<主な経済指標・イベント>

国内:10-12月期法人企業景気予測調査、11月工作機械受注

北米:米3年債、米10年債入札

その他:タイが休場、ノルウェー11月CPI(消費者物価指数)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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