13日の東京株式市場見通し=続伸後はもみ合いか

国内市況

2023/12/13 7:47

 予想レンジ:3万2600円-3万3100円(12日終値3万2843円70銭)

 13日の東京株式は続伸後、もみ合いか。日経平均株価は、きのう12日に続伸し、一時心理的なフシ目の3万3000円を超える場面もみられたが、上値を抑えられる格好だった。きょうも、米株高を受け3万3000円に接近する展開も想定されるなか、戻り待ちの売りを吸収する堅調な値動きが見込まれる。一方、現地13日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果や、その後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がることもありそう。

 為替相場は、ドル・円が1ドル=145円台の半ば(12日は145円43-45銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の前半(同156円74-78銭)とやや円安に振れている。12日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、ソニーG<6758.T>、日産自<7201.T>、みずほ<8411.T>などが、12日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比155円高の3万2865円だった。(高橋克己)

13日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 12月調査日銀短観

・臨時国会会期末

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米11月生産者物価

・パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長会見(経済見通し発表)

・ブラジル中銀政策金利発表

・決算発表=(欧州)インディテックス(米国)アドビ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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