18日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値の重い展開か

為替

2023/12/18 8:41

ドル・円予想レンジ:1ドル=141円50銭-143円00銭

 18日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。前週末のドル・円は、FRB(米連邦準備制度理事会)高官の発言が早期利下げ観測をけん制するものと受け止められてドル買いが先行し、142円台半ばまで上昇。その後、弱い米経済指標を受けてドルが売られ、141円台半ばまで下落するなどやや乱調展開となった。国内では18-19日の日銀金融政策決定会合を前に様子見ムードが強まりそうだが、7日の植田日銀総裁による「チャレンジング発言」も意識され、政策変更への思惑が円相場の支えになるとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀金融政策決定会合(19日まで)

海外:独12月Ifo企業景況感指数、米12月NAHB(全米住宅建設業協会)住宅市場指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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