21日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、143円台半ばを軸にもみ合いか

為替

2023/12/21 8:41

ドル・円予想レンジ:1ドル=142円80銭-144円20銭

 21日の東京外国為替市場では、1ドル=143円台半ばを軸にもみ合いとみる。前日の海外時間は英11月CPI(消費者物価指数)が市場予想を下回ったことから欧州でも主要中銀が利下げに踏み切るとの観測が広がり、円買いが優勢となった。根強い米早期利下げ観測に加え、前日の米国株が過熱感もあって反落したことから日経平均株価も下落が予想され、円高が進行しやすい。一方、海外勢を中心にクリスマス休暇入りする投資家もいるといい、売り買いが一巡したあとは方向感の掴みにくい展開となりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:対外・対内証券売買契約

北米:米7-9月期GDP(国内総生産)確定値、米新規失業保険申請件数、米12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、カナダ10月小売売上高

その他:香港11月CPI(消費者物価指数)、インドネシア中銀、トルコ中銀、チェコ中銀が政策金利を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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