22日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、142円台前半を軸にもみ合いか

為替

2023/12/22 8:41

ドル・円予想レンジ:1ドル=141円50銭-143円30銭

 22日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=142円台前半を軸にもみ合いとみる。前日の米国時間は弱い経済指標を受けたドル売り・円買いが優勢となったが、米長期金利の上昇を支えに下値も限られた。重要イベントを通過し、年末シーズンということもあって休暇入りする市場関係者が多く、東京時間も動意の乏しい展開が続きそう。米国でFRB(米連邦準備制度理事会)が物価指標として重要視する11月のPCE(個人消費支出)デフレーターの発表を控えていることも様子見ムードを強める要因となりそうだ。

 なお、午前8時30分発表の11月全国消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除く前年比が2.5%上昇となり、市場予想と一致。発表直後の為替市場でドル・円に目立った動きはみられなかった。

<主な経済指標・イベント>

国内:11月全国消費者物価指数(CPI)、10月30-31日分の日銀金融政策決定会合議事要旨

北米:米11月耐久財受注、米11月PCE(個人消費支出)デフレーター、米11月新築住宅販売件数、米12月ミシガン大学消費者態度指数

欧州:英11月小売売上高、英7-9月期GDP(国内総生産)改定値

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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