31日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、147円台半ばで動意薄か

為替

2024/1/31 8:41

ドル・円予想レンジ:1ドル=146円80銭-148円20銭

 31日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=147円台半ばで動意薄の展開とみる。前日の米国時間は12月の雇用動態調査(JOLTS)の求人件数が市場予想を上回り、ドル買い・円売りが強まる場面があったが、上値は限られた。朝方に22-23日開催分の「日銀金融政策決定会合における主な意見」が発表され、日銀のタカ派的な姿勢が確認されればドル・円の重しになりそう。ただ、きょうはFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果やパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見を控えて見送りムードが強まりそうで、ドル・円の下値も限定的か。

<主な経済指標・イベント>

国内:12月鉱工業生産速報、日銀金融政策決定会合における主な意見(22-23日分)

アジア太平洋:豪10-12月期CPI(消費者物価指数)、中国1月製造業PMI(購買担当者景気指数)、香港10-12月期(域内総生産)速報値

北米:米12月ADP雇用統計、米10-12月期雇用コスト指数、米1月シカゴPMI(購買部協会景気指数)、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が会見

欧州:独12月小売売上高、独1月失業率、独1月CPI、仏1月CPI

その他:ブラジル中銀が政策金利を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ