商船三井、JX石油開発と日豪間のCCS構築に向け覚書

株式

2024/2/6 16:13

 商船三井<9104.T>は5日、ENEOS<5020.T>グループのJX石油開発と、日豪間のCarbon dioxide Capture and Storage(CCS、二酸化炭素回収・貯留)バリューチェーン構築に向けた海上輸送等の調査・検討に関する覚書を締結したと発表した。

 今回覚書は、ENEOSの製油所および日本国内のさまざまな産業から排出される二酸化炭素を回収し、オーストラリアのボナイソン港に海上輸送したうえで、同国内の貯留地へ圧入・貯留することによるCCSバリューチェーンの構築を目指す。同社では日豪の港湾制限や想定される二酸化炭素輸送距離・輸送量に適した液化二酸化炭素船型の選定および海上輸送コスト試算を実施。JX石油開発では日豪間のCCSバリューチェーン全体のコスト試算などを行う。

 6日終値は、前日比15円安の5118円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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