<米国株情報>スピリットは反発、第4四半期業績が市場予想上回る―今期見通しは非公表

株式

2024/2/7 10:07

 航空機用部品大手スピリット・エアロシステムズ・ホールディングス<SPR>は6日、前日比4.98%高の28.04ドルと反発した。寄り付き前に23年12月期第4四半期(10-12月)の決算を発表。売上高は前年同期比37%増の18億1300万ドル、純利益は5900万ドル(前年同期は2億4300万ドルの赤字)、調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は0.48ドル(前年同期は1.46ドルの赤字)となり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 完成機の引き渡しが順調に進んだ。部門別の売上高は、商業事業が前年同期比42.6%増の15億1710万ドル、防衛・宇宙事業は同12%増の2億0530万ドルだった。

 ただ、24年12月期の業績予想は公表しなかった。スピリットは航空・宇宙機器大手ボーイング<BA>の主要サプライヤー。ボーイングの「737MAX」シリーズは年始から事故や生産上のミスが相次いでおり、FAA(米連邦航空局)が生産拡大を認めない方針を明らかにしている。スピリットでは、「FAAの承認やボーイングから737MAXの増産時期が明確に示されるまで(業績予想の)発表を控えたい」とした。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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