8日の東京株式市場見通し=反発後もしっかりした展開か

国内市況

2024/2/8 7:47

 予想レンジ:3万6000円-3万6400円(7日終値3万6119円92銭)

 8日の東京株式は反発後、しっかりした展開か。日経平均株価はきのう7日、一時心理的なフシ目の3万6000円を割り込む場面もみられたが、終値では維持しており、底堅さが確認された格好だった。現地7日の米国株高を追い風に、買い先行後も堅調な値動きが期待される。為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の前半(7日は147円82-83銭)、ユーロ・円が1ユーロ=159円台の半ば(同159円24-28銭)と円安方向に振れ、輸出関連銘柄には支えとなりそう。7日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日本製鉄<5401.T>、日産自<7201.T>、トヨタ<7203.T>などが、7日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比150円高の3万6280円だった。(高橋克己)

8日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・11:00 1月都心オフィス空室率

・14:00 1月景気ウオッチャー調査

・決算発表=ネクソン<3659.T>、富士フイルム<4901.T>、日産自<7201.T>、NTT<9432.T>、セコム<9735.T>、ニトリHD<9843.T>、ソフバンG<9984.T>

・IPO(新規上場)=Veritas In Silico(VIS)<130A.T>(グロース)

【海外】(時間は日本時間)

・10:30 中国1月生産者物価・消費者物価

・22:30 米週間の新規失業保険申請件数

・24:00 米12月卸売在庫・売上高

・インド準備銀行金融政策決定会合

・パキスタン総選挙

・米30年国債入札

・台湾市場休場(14日まで)

・決算発表=(欧州)アストラゼネカ、ケリング、ロレアル、シーメンス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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