今晩のNY株の読み筋=米1月中古住宅販売件数に注目

株式

2024/2/22 16:55

 21日の米国株式市場で、NYダウは反発。引け後にエヌビディアの決算発表を控えて様子見姿勢が強く、エヌビディアとともに半導体関連が売られてスタート。一方で、ダウ平均への採用が決まったアマゾン・ドットコムは上昇。その後、ボウマンFRB(米連邦準備制度理事会)理事が早期利下げに消極的な見方を示し、1月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録では大半の委員が性急な利下げへのリスクを指摘する中、米10年債利回りは高止まりし、IT関連株中心に売りが強まる。しかし、売り一巡後は逆にIT関連株中心に買い戻される展開。NYダウは前日比48ドル高の3万8612ドルで終えた。

 22日は米1月中古住宅販売件数が発表される。市場予想は前月比4.9%増と、12月の同1.0%減から大きく改善する見通しだが果たしてどうか。米2月製造業・および非製造業PMI(購買担当者景気指数)、1月シカゴ連銀全米活動指数ともども注目が怠れない。

<主な米経済指標・イベント>

米1月中古住宅販売件数、米2月製造業・および非製造業PMI、1月シカゴ連銀全米活動指数

(日付は現地時間)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ