RIZAPが堅調、ウエルスアドバイザーが「chocoZAP黒字化」で想定株価レンジ引き上げ

株式

2024/2/26 9:35

 コンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」が拡大中のRIZAP<2928.SP> が堅調に推移している。ウエルスアドバイザーは26日付リポートで、同社の24年3月期第3四半期(23年10-12月)の連結営業利益が黒字化、「chocoZAP」の収益への本格的な貢献が始まったと分析。中期経営計画の改訂を受け業績予想を更新、想定株価レンジを800-900円(従来は500-600円)に引き上げた。投資判断は「オーバーウエート」(強気)継続。

 レポートでは、同社の四半期営業利益の黒字化は、コンビニジム「chocoZAP」の展開を開始し、本格投資を始めた23年3月期第2四半期以来と指摘。「chocoZAP」は23年11月から単月黒字化が継続しており、収益への本格的な貢献が始まったとしている。

 決算と同時に発表した中計経営計画の改訂では、27年3月期の追加目標が公表され、連結営業損益400億円の黒字(24年3月期予想は18億円の赤字)、そのうちRIZAP関連事業が320億円の黒字、chcoZAP期末店舗数3800店、会員数350万人が示された。27年3月期に会社計画通り営業利益400億円が達成される前提で、28年3月期まで5年間のウエルスアドバイザーの業績予想を更新、想定株価レンジを引き上げたという。

 午前9時30分時点の株価は、前日比9円高の420円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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