米国株式市場:半導体関連株が下落、NYダウ・ナスダック3日ぶり反落

株式

2024/3/11 7:46

 前週末8日の米国株式は、3日ぶりに反落した。NYダウが前日比68.66ドル安の3万8722.69ドル、ナスダック総合指数が同188.262ポイント安の1万6085.113ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億4416万株、ナスダック市場が58億4555万株だった。

 米2月雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比27万5000人増となり、市場予想平均の同20万人増よりも多かった。堅調な雇用情勢を受け、NYダウは上昇する場面もみられた。ただ、連騰していたエヌビディアが利益確定売りに押されたことを受け、半導体関連株が下落し相場の重しとなった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、エヌビディアのほかインテル、アプライド・マテリアルズなどが下落した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末8日の大阪取引所清算値比725円安の3万8785円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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