(再送)<米国株情報>テスラは大幅続落、ウェルズ・ファーゴが投資判断「アンダーウエート」に引き下げ

株式

2024/3/14 10:22

 電気自動車(EV)大手テスラ<TSLA>が13日、前日比8.06%安の169.48ドルと大幅に続落した。金融大手ウェルズ・ファーゴ<WFC>が顧客向けリポートで、テスラの投資判断を「イコールウエート」から「アンダーウエート」に、向こう12カ月間の目標株価を200ドルから125ドルに引き下げた。

 ウェルズ・ファーゴは、テスラが積極的に実施している車両販売価格の引き下げの需要喚起効果が落ちていると指摘。テスラの24年の販売台数を前年比横ばいの180万台と予想したほか、25年は24年の水準を下回るとし、「販売台数が期待を裏切ることになる」とみた。ウェルズ・ファーゴでは、テスラの売上高は24年で約910億ドル、25年で約960億ドルと予想。利益面では24年の調整後の1株当たり利益(EPS)を2ドルとした。なお、テスラの23年12月期の売上高は968億ドル、EPSは2.60ドル。

 また、IT企業代表格であるアルファベット<GOOGL>、アマゾン・ドットコム<AMZN>、アップル<APPL>、メタ・プラットフォームズ<META>、マイクロソフト<MSFT>の5社を指す「GAFAM」に、テスラとエヌビディア<NVDA>を加えた計7銘柄が「マグニフィセント・セブン」と呼ばれていることに対し、ウェルズ・ファーゴは、「テスラはそれほどマグニフィセント(雄大、壮大などの意)ではない」とも指摘している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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