米国株式市場:利下げ時期の後ずれ警戒、NYダウ4日ぶり反落、ナスダック続落

株式

2024/3/15 7:46

 14日の米国株式は、NYダウが前日比137.66ドル安の3万8905.66ドルと4日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同49.236ポイント安の1万6128.530ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億7912万株、ナスダック市場が53億1618万株だった。

 米2月PPI(生産者物価指数)が前月比0.6%増となり、市場予想平均の同0.3%増を上回った。インフレの長期化による、FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ時期の後ずれが警戒され、NYダウは一時330ドルを超える下げをみせる場面もあった。同指数の採用銘柄では、JPモルガンやハネウエル、IBMなどが値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所精算値比300円安の3万8290円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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