(再送)日経平均は807円程度高、高値圏で推移=18日前場

 18日午前10時4分すぎの日経平均株価は、前週末比807円程度高い3万9514円前後で推移する。現地15日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値が、15日の大阪取引所清算値比235円高の3万8625円と高かったこともあり、買いが優勢スタート。外国為替市場で、円がドルやユーロに対して円安方向にあることも支えに、午前9時59分には、同815円99銭高の3万9523円63銭を付けるなど、高値圏で推移している。取引時間中に3万9500円台を付けるのは8日以来、6営業日ぶり。現地15日の米国株式市場では、米10年物国債の利回りが4.3%台に上昇(価格は下落)したことを受け割高感が台頭、NYダウが続落、ナスダック総合指数は3日続落した。

 業種別では、33業種のうち30業種が上昇、3業種が下落している。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株が上昇。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も高い。武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、SMC<6273.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も堅調。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株もしっかり。一方、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、東電力HD<9501.T>、中部電力<9502.T>などの電気ガス株が下落している。

 個別では、ACCESS<4813.T>、さくら<3778.T>、丸三証券<8613.T>、プロレドP<7034.T>、HIS<9603.T>などが上昇。半面、丹青社<9743.T>、東電力HD<9501.T>、LinkUG<4446.T>、ソリトン<3040.T>、JDI<6740.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前10時4分時点で、1ドル=149円台の前半(前週末15日は148円57-59銭)、1ユーロ=162円台の半ば(同161円65-69銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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