<米国株情報>マイクロンが時間外で急騰、好業績や強気の見通しを材料視

株式

2024/3/21 10:18

 DRAM半導体大手マイクロン・テクノロジー<MU>が21日の夜間取引で、日中終値比18.18%高の113.75ドルと急騰した。

 同日引け後に24年8月期第2四半期(23年12月-24年2月)の決算を発表。売上高は前年同期比58%増の58億2400万ドル、最終損益が7億9300万ドルの黒字(前年同期は23億1200万ドルの赤字)、調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は0.42ドル(同1.91ドルの赤字)となり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。また、調整後フリーキャッシュフローは前年同期の18億1200万ドルの赤字から2900万ドルの赤字と、大幅に改善した。

 AI向け製品が好調で、サンジャイ・メロトラCEO(最高経営責任者)は、需要の好転によりメモリチップの堅調が上昇したことで売上高、利益が改善したとしており、「AIの隆盛でマイクロンが半導体業界で最大の受益者の1つとなっている」と述べている。

 第3四半期(3-5月)については、売上高を64億-68億ドル、EPSを0.10-0.24ドルと予想し、どちらも市場予想を上回った。メロトラCEOは、「DRAMとNANDのメモリチップ価格のさらなる上昇を予想しており、25年度には記録的な売上高と収益性の大幅な改善が見込まれる」としている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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