<新興国eye>ブラジル中銀週報:24年GDP見通しを1.85%増に引き上げ

新興国

2024/3/28 9:25

 ブラジル中央銀行が26日に発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」によると、中銀の委託を受けて民間アナリストが予想した、24年の実質GDP(国内総生産)伸び率の見通しは前週予想の1.8%増から1.85%増に引き上げられた。引き上げは6週連続。1カ月前は1.75%増だった。25年の見通しは2.00%増に据え置かれた。据え置きは15週連続。

 また、IPCA(拡大消費者物価指数)で見た24年のインフレ見通しは前週予想の3.79%上昇から3.75%上昇に引き下げられた。1カ月前は3.80%上昇だった。25年の見通しも3.52%上昇から3.51%上昇に引き下げられた。1カ月前も3.51%上昇だった。

 24年末時点の政策金利の見通しは前週予想の9.00%に据え置かれた。据え置きは13週連続。5月8日の次回会合時点の見通しも10.25%に据え置かれた。据え置きは33週連続。25年末時点の見通しも8.5%に据え置かれた。据え置きは16週連続。

 一方、為替(対ドル)レートの見通しは、24年末時点の見通しが前週予想の4.95レアルに据え置かれた。1カ月前は4.93レアルだった。25年末時点の見通しも5.00レアルに据え置かれた。据え置きは11週連続。

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 ボベスパ<1325.T>、上場MSエマ<1681.T>、上場EM債<1566.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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