米国株式市場:金利上昇や地政学リスクが重し、NYダウ6日続落、ナスダックも続落

株式

2024/4/16 7:46

 15日の米国株式は、NYダウが前週末比248.13ドル安の3万7735.11ドルと6日続落、ナスダック総合指数が同290.075ポイント安の1万5885.019ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億6757万株、ナスダック市場が46億3612万株だった。

 米3月小売売上高は前月比0.7%増となり、市場予想平均の同0.4%増を上回った。米国の堅調な消費動向を受け、インフレ圧力が強まるとの警戒感から米10年物国債の利回りが上昇(価格は下落)。株式の相対的な割高感が意識された。また、中東の地政学リスクの高まりも重しとして意識された。NYダウ採用銘柄では、セールスフォースやアップル、マイクロソフトなどが値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比525円安の3万8705円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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