18日の東京株式市場見通し=落ち着きどころを探る展開か

国内市況

2024/4/18 7:47

 予想レンジ:3万7600円-3万8100円(17日終値3万7961円80銭)

 18日の東京株式は、落ち着きどころを探る展開か。きのう17日、日経平均株価は大幅に3日続落し、心理的なフシ目の3万8000円を割り込み2カ月ぶりの安値水準となった。買い手がかり材料に乏しいが、3日間で1500円強の下落となったことから、その反動や自律反発狙いの買いが下値を支える場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の前半(17日は154円61-63銭)とやや円高に傾く一方、ユーロ・円が1ユーロ=164円台の半ば(同164円28-32銭)とやや円安方向に振れている。17日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、富士フイルム<4901.T>、アドバンテス<6857.T>、キーエンス<6861.T>などが、17日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比60円安の3万7780円だった。(高橋克己)

18日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・13:30 2月第三次産業活動指数

・14:00 3月首都圏新規マンション発売

・15:00 3月工作機械受注(確報)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米4月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数

・23:00 米3月中古住宅販売件数

・G20財務大臣・中央銀行総裁会議(ワシントン)

・決算発表=(アジア)TSMC(欧州)ABB、ノキア(米国)インテュイティブサージカル、ネットフリックス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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